1999-08-31 ◆Cisco、対<星>投資依然として継続 【シンガポール】ナスダック登録の世界最大のネットワーク会社Cisco Systemsは、最近シンガポールに替えてシドニーをアジア太平洋地域の本拠地に選んだが、域内の重要ハブとしての役割を務めるシンガポールへの投資を続ける方針だ。 先週シンガポールを訪れたCisco Asia-PacificのRichard Freemantle上級副社長によると、ネットワークを通じた経済のグローバル化が進む中で、ヘッドクオーターと言う概念自体不適当になっているが、シンガポールは過去においても、現在も、そして未来も重要な地域センターであることに変わりない。シスコは当然シンガポールへの投資を拡大する。 シスコの時価総額は2000億米ドルと世界第6位、インターネット・テクノロジーのサプライヤーとしては世界のトップにランクされる。 シスコのオーストラリア/ニュージーランド/日本を除くアジア・スタッフは2年前には170人だったが、現在、オーストラリア/ニュージーランドを含むアジア太平洋地域のスタッフは850人に達している。この内、シンガポールには100人が配されているが、向こう12カ月間にはさらに50人ほど増員される予定だ。 シスコはオーストラリア及び北京とともにシンガポールにもコンセプト実証研究所(PCL:proof-of-concept laboratories)を開設する準備を進めている。PCLはアジア太平洋地域の顧客に低コストなインターネット・テレフォニー等、最先端のインターネット・テクノロジーをデモンストレーションする役割を担う。 昨年のシスコのアジア売上は60%の成長を見、同社の平均成長率40%を上回った。Freemantle氏は昨年の121億米ドルの世界売り上げにアジアが寄与した具体的数字を示すことを避けた。(BT:8/30)