1999-09-07 ◆<印度>年初4カ月のポリエステル繊維輸出激減 【ムンバイ】インドの年初4カ月(4-7月)のポリエステル短繊維(PSF:polyester staple fibre)輸出は大幅な落ち込みを見た。業界消息筋によれば、量的には35%程度の減少だが、額にすると最大60%の落ち込みが見られた。 今年初4カ月の輸出量は、昨年同期の5004トンから3231トンに、輸出額は454万米ドルから185万米ドルに、それぞれ下降した。従ってトン当たり価格は927米ドルから572米ドルに落ち込んでいる。 インドのPSF輸出は1998年3月には月間2068トンのピークに達したが、その後、東アジア諸国通貨の軟化に伴う価格競争が熾烈化し、下降に転じた。結局1998年12月にはインド産PSFは完全に国際市場から閉め出された。今年3月から再度国際市場に復帰したものの、1997/98年当時に比べると無視されるほどの量にとどまっている。 最近は原料コストの上昇でPSFの国際価格は顕著な改善を見ているが、業界筋は状況は依然として流動的と見、それほど歓喜していない。ポリエステル・フィラメント・ヤーン等の市況もほぼ同様の状況と言う。(IE:9/6)