1999-09-11 ◆<星>NZ企業Brierley、本社を移転 【シンガポール】ニュージーランドを拠点にエネルギー/石油/エンジニアリング/建設/不動産/食品/病院/娯楽/ゲーム/ホテル/製造/運輸/卸売り/小売り等の事業を手掛ける年商10億NZドル(S$8.91億)の投資会社Brierley Investments Ltd(BIL)は9日、本社をシンガポールに移転すると発表した。 クアラルンプル証取(KLSE)上場のCamerllin Groupが20%、米国の投資会社フランクリン・リソーシズが13%、シンガポールの政府投資会社Temasek Holdingsが5%出資するBILのSir Selwyn Cushing会長がシンガポール・マスコミの電話インタビューに応じたところによれば、シンガポールへの本部移転はその主要株主に接近するメリットに加え、高度成長を遂げる東南アジアや東アジアの投資機会開拓に有利。同社は今年末までに本部機能をシンガポールに移転後、来年半ばまでにシンガポール証取(SES)に一次上場する計画だ。しかしオーストラリアとニュージーランドにおける上場資格も維持する。また会社登録地もバミューダにとどめる。 BILはこの日また、1999年6月期年度に前年の9億400万NZドルの純損失から1億1400万NZドル(S$1.02億)の純益を回復したと発表した。 BILは全世界に38億6000万NZドルの投資資産を有するが、投資の時価総額(上場企業のみ)の90%はエア・ニュージーランドと英国のホテル・チェーンThistle Hotels、及びオーストラリアの建材会社James Hardie Industriesへの投資で占められている。 最大資産のThistleの税引き前利益は19%の落ち込みを見たが、ロスチャイルド・インクとの合弁事業Brierley Rothschild Fundは間もなく離陸する見通しだ。(ST,BT:9/10)