1999-09-27 ◆<馬>来年の国内総生産6.5%成長:IMF予想 【ワシントン】国際通貨基金(IMF)はこのほど発表したワールド・エコノミック・アウトルック・レポートの中で、昨年7.5%のマイナス成長を記録したマレーシアの国内総生産(GDP)が今年は2.4%、来年は6.5%の成長を見、鮮やかなカンバックを遂げるものと予想している IMFは同レポートの中で、マレーシア経済のこうした復調には、金融/法人部門の改革の進捗と域内通貨の安定が寄与した他、近隣諸国通貨に比べ低めに設定されたMドル相場も有利に作用したと指摘、こうしたメリットが、マレーシア政府が導入した資本/通貨管制のデメリットを相殺したと評している。 それによると、マレーシア経済の復調の原因は、基本的には他のアジア諸国にも当てはまる。マレーシアの場合、資本/通貨管制が災いし、外国直接投資やポートフォリオ投資が、経済危機以前のレベルに戻るのが、韓国やタイに比べ遅れている。今のところこうした不利益はそう問題にならないが、長期的見地に立って資本市場および通貨の管制には見直しを加える必要があると勧告している。(STAR,BT:9/24)