1999-10-06 ◆<馬>プラスチック価格30%以上アップ 【クアラルンプル】マレーシアのプラスチック・メーカーが原油値上がりを理由に製品価格を30%以上引き上げたことから、プラスチック加工業者が深刻な影響を被っている。 マレーシア・プラスチック製造業者協会は最近の声明の中で、9月だけで原料価格が4回も上方修正され、値上がりは今後も持続する様相を呈していると述べている。 プラスチックの比重は消費者物価指数の5%に満たないことから、物価に与える影響はそれほどでないが、原油値上がりの影響は他の業界にも波及しそうだ。 また物価の上昇は金利の下降に歯止めをかける見通しだ。マレーシアの中央銀行は1998年7月以来、一連の金利引き下げを通じて国内経済のリセッションからの脱却を図ってきた。 原油価格は10月1日には過去2年半以来の最高をマークした。プラスチック産業はマレーシアの製造業生産の15%を占めており、電子産業に次ぐ国内第2の産業に成長している。1998年のマレーシアのプラスチックと化学品輸出は106億Mドルを記録している。(BT:10/5)