1999-10-19 ◆<馬>首相、景気刺激赤字予算案の国会上程示唆 【プトラジャヤ】マハティール首相は16日、今月29日に国会に上程される新年度予算案が景気刺激型の赤字予算案になる可能性を示唆した。 首相はロイター通信のインタービューに対して、国内経済を成長の軌道に乗せる上から、新予算案は当然景気刺激型であり、赤字予算の可能性もあると語った。 それによると、今年の国内経済は1%以上、来年は最大5%の成長が望める。今年第3四半期にはこれまで以上に良好な成長が記録されたものと見られる。 首相は資金管制、あるいは1米ドル=3.80Mドルの固定相場制を緩和する可能性を否定、また国内金融業を統合する必要性を改めて確認した。 首相は東チモール平和維持軍の指揮権をマレーシアが引き継ぐ用意のあることを表明したが、分離独立派指導者に対しては依然としてその立場を留保、東チモール事件に対する国際的な干渉に懸念を表明した。首相によれば、仮にインドネシア政府が独力で住民投票を行っていたなら、投票結果は違ったものになっていたはずと言う。 首相はアンワル前副首相支持者の反政府デモを勇気有る行為と賞賛した米国のアルバート・ゴア副大統領の一年前の発言に依然として遺憾の意を表明したが、このことはマレーシアと米国の貿易関係には影響を及ぼさないと語った。 首相は次期総選挙に勝利する自信を表明する一方、3分の2議席を確保することが最大の課題とし、選挙の期日に関しては明らかにすることを避けた。(STAR,LZ:10/17)