1995-06-22 ◆<星>テレコム、10社とVSAT契約 【シンガポール】シンガポール・テレコムは、VSAT(ベリー・スモール・アパーチャー・ターミナル)サービス開始後僅か1カ月で10社と契約を締結、契約企業はさらに増える見通しだ。 シンガポール・テレコムのシン・ハンブン副社長(ビジネス通信担当)は、20日のアジアVSATセミナーに出席後マスコミに以上の消息を語ったが、契約企業の名には触れなかった。同副社長によると、一般的な毎秒64キロビットVSATリンクの月額料金は1万米ドル。小型パラボラアンテナのVSATを屋上に据え付けることにより、多国籍企業等は海外の子会社や支店などとの間で、電話、データ、ファックス、テレビ会議などあらゆる種類の通信が可能な独自の衛星通信ネットワークを構築できる。 テレコムはこれまでにブルネイ、インドネシア、パキスタン、スリランカ、フィリピンの各通信会社と2国間VSAT協定を結んでおり、さらに台湾、タイ、インドとも同様な協定を結ぶ計画だ。しかし、アジアの通信会社は、巨額の資金を投じた海底ケーブルや地上ステーションがVSATの登場でその利用価値が薄れることを懸念しているという。この点についてテレコムのVSAT担当者は、VSATは地上施設に対する脅威というより、通信インフラ未整備地域の暫定的な解決策と見なすべきだと指摘した。(BT,LZ:6/21)