1999-10-29 ◆<星>上級相、インドネシア閣僚陣容に折り紙 【香港】シンガポールのリー・クアンユー上級相は27日、アブドゥルラーマン・ワヒド大統領とムガワティ・スカルノプトゥリ副大統領に率いられるインドネシア新政権の陣容は現状で可能な最良のチームと折り紙をつけた。 香港における訪問日程を終え帰国に先立って記者会見したリー上級相によると、ほとんど全てのキープレーヤーが顔を揃えており、しかも大部分の者が前政権時代に汚職に関与した形跡がない。これらの人々には旧体制を支えたゴルカルのMarzuki Darusman副議長(検察長官に就任)も含まれている。 シンガポールは外資復帰の触媒役を務めるとこにより、インドネシアの経済再建を支援できる。 正副大統領の間の矛盾が拡大する可能性に関してリー上級相は、「それは政治の常だが、もしムガワティ女史が完全に政権から除外されていたなら、さらに大きな懸念材料になったはず」、「ムガワティ女史の副大統領就任は、新政権の合法性を承認したことを意味する。この点をスタート・ラインにし、過去がどうであったかは問わぬこと」等とコメントした。 リー氏によると、アブドゥルラーマン新大統領は来月早々シンガポールを訪れる予定で、リー上級相とゴー・チョクトン首相は、アブドゥルラーマン大統領のシンガポール滞在期間に同氏を表敬訪問すると言う。(ST,BT:10/28)