1999-11-11 ◆<馬>国内業界、先行きに益々楽観:MIER 【クアラルンプル】マレーシア経済研究所(MIER)の「1999/2000年度経済見通し」報告書によれば、政府の健全なマクロ経済政策と製造業製品価格の安定から、マレーシアの地元業界は先行きに益々楽観的見通しを抱き始めている。 今年第3四半期のビジネス・コンディション指数は昨年同期の60.3を1.9%ポイント上回り、消費者情緒指数も昨年同期を31.3ポイント上回った。 ビジネス・コンディション調査回答者の39%が次期四半期の国内売り上げは今期に比べ改善すると予想、35%が次期四半期は昨年同期を上回ると予想した。 MIERはこうした調査結果は驚くに当たらず、その他の各種指標も国内経済が回復の軌道に乗ったことを示していると述べている。 今年上半期には、公共支出が15.5%アップ、世界の経済動向も改善、外資も域内市場に復帰しており、これらの要因がいずれもマレーシア経済の復調に寄与した。今年下半期の国内総生産(GDP)成長率は5.8%に達する見通しで、通年でも3.6%の成長が見込める。来年のGDP成長率は4.5%をマーク、民間消費も国内経済の復調を反映し、7.9%の伸びを見る見通しだ。 マレーシア工業開発局(MIDA)が承認した今年初以来の製造業投資は94億Mドルと、昨年同期比43.8%下降したが、全体の77%を占める外国投資プロジェクトは2.1%の伸びを見た。また全体の85.8%が電子/電気プロジェクトで占められた。同期の最大の投資国は米国(39%)で、以下日本(11%)、スイス(9.8%)と続く。(STAR:11/10)