1999-11-18 ◆<馬>冷機のリニア、外資との合弁通じ輸出拡大 【クアラルンプル】工業用クーリング・タワー製造のLinear Corp Bhdは外国企業との合弁を通じた海外市場開拓が奏功し、輸出売り上げが今や営業額の50%以上に達している。 リニアのOng Peng Nam会長が16日催されたクアラルンプル証取(KLSE)二部から一部への格上げ記念記者会の席上語ったところによると、営業額に占める輸出売り上げの比率は1997年の35%から1998年の45%に拡大した。 今年4月には米国のトップ・クーリング・タワー製造会社Baltimore Aircoil Company(BAC)と合弁でBAC Cooling Towers Sdn Bhdを設立した。同合弁会社は目下製品をフィリピン、シンガポール、タイに輸出している。リニアは同合弁会社に70%、BACは30%(M$270万)を出資している。BACはマレーシアを東南アジア市場向け製品の輸出基地にする計画だ。 リニアは目下オーストラリア企業と別の合弁交渉を進めており、来月初には合意に達するものと見られる。リニアはまた輸出市場向け新製品の製造に関する協議を進めており、こちらは冷機製造を中核とする同社の事業多角化につながる見通しだ。 リニアはその冷蔵機器を世界24カ国に輸出しており、最近イタリア進出を果たした同社は目下欧州市場の開拓に本腰を入れている。 マレーシア及び域内経済の回復から同社のビジネスは恩恵を受けられる見通しだが、今年については、建設業界復調の遅れが依然として業績の足枷になるものと見られる。 リニアの1998年12月期年商は5170万1000Mドルと、前年の6823万5000Mドルを下回った。税引き前利益は1371万2000Mドルと、やはり前年の1462万6000Mドルを下回っている。(MBT,STAR:11/17)