1999-11-23 ◆<印度>鉄鋼企業買収の環境未成熟:LMミタル氏 【ニューデリー】積極的に国際業務を展開する地元鉄鋼会社Ispat InternationalのL N Mittal会長は21日、インドの鉄鋼部門は外国資本が企業買収を行うには理想的な環境とは言えないと語った。 インド商工会議所連盟(FICCI)第72回年次総会の席上ミタル氏が語ったところによると、目下国内鉄鋼業界は事業の改良、再編を試みており、買収を行う好機とは言えない。しかしながら国内鉄鋼市場には3社を超えるプレーヤーが生存する余地はなく、相互の合併が行われる可能性は高い。イスパット・グループは国内市場には目を向けておらず、海外の豊富な機会を探っている。 グローバル化の下、歴史的な国境は消え去り、世界的な合併/買収が現実のものとなっている。中小プレーヤーの生存は益々難しくなりつつある。既存プレーヤーは不採算部門から手を引き、経営を専門家の手に委ねるべきだと言う。 またミタル氏は同氏がスチール・オーソリティー・オブ・インディアLtd(SAIL)の取締役に就任するとの噂を否定した。(ET:11/2)