1999-12-01 ◆<星>Bex.com、ナスダック登録目指す 【シンガポール】シンガポール拠点のEコマース企業Bex.comは月曜(10/29)、台湾の大手上場電子企業大同(Tatung)のために後者とサプライヤーをリンクするトレーディング・ハブを構築する契約を獲得したことを明らかにするとともに、来年にもナスダックへの登録を果たす計画を明らかにした。 依然赤字経営のBex.comの創設者Yong Voon Fee会長によると、来年9月にはナスダックに登録を果たす計画で、シンガポール証取(SES)への上場の可能性は小さい。これは将来のビジネスが大きく北米市場に依存しているため。今年の予想売り上げは600万~800万米ドルだが、来年は2600万~2900万米ドルに達する見通しだ。Bex.comはオンライン・トレーディング・ハブ関連のソフトウェアやノーハウを提供している。 目下、東南アジアと東アジアの顧客ベースは8000~1万社で、今回の大同との契約は年間100万~200万Sドルの収入をもたらす見通しだ。大同傘下12工場とサプライヤー約1000社が来年末までにオンラインでリンクされることになる。オンライン化を通じて大同の在庫回転期間を目下の2~3週間から1週間に短縮され、顧客の需要の変化に迅速に対応できるようになる。 日常業務を迅速且つ低コストで処理することを可能にするオンライン・トレーディング・ハブは、国際業務を手がける多国籍企業や多くのサプライヤーを有する製造業者の注目を集めている。市場調査会社データクェストによれば、アジア太平洋地域のEコマースのボリュームは今年の80億米ドルから2003年には2800億米ドルに拡大するものと見られる。Bex.comはまたウェブサイト・ポータルのデザインやその拡張工事を請け負っている。Bex.comの90%の業務は北アジアに集中しており、同社の北アジア・ビジネスを手がけるUbex.comは台湾のコングロマリット、Koos Groupと手を組んでいる。日本のトレーディング・ハブNbexは日本拠点のフォーチュン500企業3社との契約に近く調印する予定だ。来年は米国、欧州、日本市場の開拓に照準を合わせると言う。(ST:11/30)