1999-12-20 ◆<星>WBL、子会社2社のナスダック登録計画 【シンガポール】WBLコーポレーション株は17日、顕著な業績の改善に加え、特別配当株の発行や子会社2社の上場計画等が好材料として買われ、前日の終わり値に比べ53%、1.33Sドルも高い3.84Sドルで引け、市場筋を唖然とさせた。 WBLは前日、1999年9月期に前年比9倍増の1930万Sドルの純益を計上したと発表するとともに、1:2の特別配当株の発行と米国拠点のChrontel及び契約製造業者M-Flexのナスダック登録計画を明らかにした。同社によれば、全ての業務部門、取り分けテクノロジー、製造部門の業績改善が著しく、向こう3年間にも年率20~30%の増益が見込める。 WBLが46%出資するChrontelはPC-to-TVエンコーダー・チップの量産を開始したばかりだが、世界のトップ・コンピュター・チップ・メーカー、インテルが既に採用を決め、実質的な業界のスタンダードの地歩を築いた。それだけではなくインテルはChrontelに10%出資することを検討している。Chrontelの2000年度売上は1億~1億5000万Sドルが見込まれ、2001年にはさらに倍増が予想される。 WBLが75%出資する、フレキシブル・プリント基盤(PCB)の設計を手掛けるM-Flexの来年の売上は2億Sドル、純益は2000万~3000万Sドルが見込まれる。これら両子会社の上場後の合計時価総額は12億Sドルに達する見通しと言う。 これまでほとんどWBLを無視してきた証券アナリストらも、以上の発表を受け、改めてWBLをその投資分析対象に加えている。(BT:12/18)