2000-03-15 ◆リライアンス、マンモス製油所の商業生産遅延 【ニューデリー】Reliance Petroleum Ltd(RPL)が1万5000クローを投じて設けた2700万トン精製施設は1999年7月14日に試運転を開始したものの、未だに商業生産を開始していない。 インディアン・エクスプレスが14日伝えたところによれば、過去8ヶ月に月間200万トン以上の原油が処理され、昨年8月にはインディアン・オイル・コーポレーション等への製品の初出荷も報じられた。しかし商業生産への移行に関する発表は行われていない。 RPL筋は、サプライヤーやコントラクターと、200件以上の契約やパフォーマンス保証を結んでおり、最終承認を得る前に品質を確保する必要があるとしている。商業運転開始の日時が発表されないと言うことは、最終認可が下りていないことを意味する。 これ以前にはEssar SteelがそのHR coil製造施設の試運転を18ヶ月にわたり続けた例があるが、同社はその間に多額の金利コストや損失を積み上げた。 仮に今会計年度中に商業生産が開始されないなら、金利や試運転時に投入された原油等のプレオペレーティング・コストが激増、資産ベースも拡大する。しかしその一方で減価償却コストが急増し、莫大なタックス・シェルター効果が期待できる。税務専門家によれば、試運転と商業生産の間の税務処理の相違はインドに特有のもので、他国には見られぬ現象と言う。