1995-06-30 ◆<馬>送電線火災で、米国ハイテク企業に打撃 【ペナン】ペナンを拠点とする少なからぬ米系ハイテク企業が送電線火災に伴う電力供給麻痺で操業の停止もしくはスローダウンを余儀なくされている。 大部分の企業は製造業務を別の地域に移転し、急場をしのいでいるが、市場調査会社データ・クウェスト・インク幹部は、世界のセミコンダクター・パッケージング工場における今回の事故は、取り分け世界的な品不足の折から、納期に深刻な影響を及ぼさざるを得ないと語る。世界最大のチップ・メーカー、インテルはペナンでペンティアム・プロセッサーの検査と組立を行っているが、同社は関係業務をアリゾナ州チャンドラーとマニラに移転した。カリフォル・ニア拠点のチップ・メーカー、アドバーンスト・ミクロ・ディバイシス・インク(AMD)は「テスト及び組立作業に影響を被ったが、資産や製品に被害はなく、7月2日締め第2四半期のセールスに影響は有っても、州政府が約束した期日内に復旧すれば、第3四半期にまでは影響しない」としている。ディスク・ドライブ部品を製造するシーゲート社の幹部は、「ドライブの出荷が中断することはないが、5日分の生産業務がフイになる」と語った。ナショナル・セミコンダクター・コープは「火災事故はマイナーなインパクトをもたらすだろう」とだけ述べ、具体的な影響についてはコメントを避けている。電力供給を断たれた200社以上の他の工場も100万ドル単位の損失を被るものと予想している。(BT:6/29)