2000-03-21 ◆クリントン大統領、知識集約産業に照準:米大使 【ニューデリー】クリントン大統領はインドの知識産業に強い関心を寄せており、今回の訪問日程作成に際しても、その点に対する配慮が払われたと言う。 米国商工会議所(Amcham)が、クリントン大統訪印の前日、催した記者会見の席上、Amcham名誉会長も務めるRichard Celeste米国大使は、以上の消息を明かにするとともに、「米国のビジネスマンは情報技術(IT)/医薬/バイオテクノロジー/サービス等、急成長領域への投資に強い関心を寄せている」と語った。 インディアン・エクスプレス/ザ・ヒンドゥー/ヒンドゥー・ビジネス・ラインが19日報じたところによると、クリントン大統領は米国のインドに対する経済制裁措置に関しても楽観的見通しを抱いている。何故なら両国間には関係問題で協調する姿勢が生じているため。 Celeste大使は、ポカランにおける核実験後米国がインドに対してとった経済制裁の影響は無視しできないにしろ、それほど深刻視する必要はないとするヤシュワント・シンハ蔵相の見通しに同感の意を表明した。 大使によれば、クリントン大統領の訪問は両国間の貿易/投資の触媒効果を果たし、今後二国間の経済関係は急速に拡大する見通しだ。 クリントン大統領のインド訪問のもう一つの目的は、二国間関係安定化のメカニズムを構築するスケジュール表を共同作成すること。 現在、目にされるのは、商業上における益々拡大する両国の利害の一致であり、利害の異なる領域においても協調意識が高まっていると言う。 一方、AmchamのSanjay Bhatnagar会頭は、外国直接投資(FDI)問題等に関して定期的に政府にフィードバックを行う特別コンサルテーション・グループの設置等、Amchamの5つの目標を披露した。 インド国内にメンバー300社を有するAmchamは、世界の77カ国に展開する87オフィスを通じて年間100億米ドルのFDI誘致を目指すインドを支援、インディア・インクの世界市場におけるブランド・イメージ向上にも協力を惜しまないと言う。