2000-03-27 ◆Hindalco、Indalの支配権益買収 【ニューデリー】Aditya Birlaグループ傘下の国内最大の民間アルミ製造会社Hindalco Industries Ltd(HIL)は23日、ライバルIndian Aluminium Company Ltd(Indal)の54.6%(3880万株)のシェアをカナダのアルミ・メジャー、Alcanから1株190ルピー、合計748クローの現金で買収するとともに、残る20%のシェアを保持する他の株主に対して同価格での公開買い付けを提案した。 エコノミック・タイムズ/インディアン・エクスプレス/ヒンドゥー・ビジネス・ライン/ザ・ヒンドゥーが24日伝えたところによると、潜在的買収コストは1008クローと、インドにおける企業買収としては史上最大。買収価格はこの日のIndalの終値123ルピーを70ルピー上回ている。 この結果IndalはHindalcoの子会社になり、アルキャンの代表はIndal取締役会から退陣、AV Birlaグループの取締役が代わって就任する。Hindalcoは買収資金を内部資金で賄うとしている。 新取締役会の陣容は不明だが、AV Birla groupのKumar Mangalam Birla会長は、Indalのトップ管理職と従業員には手を付けないと語った。HindalcoのA K Agarwala社長が統合されたアルミ企業のトップの座を占める。 Birla会長によると、Hindalcoはアルミナが不足しているのに対して、Indalは余剰があり、一方、HindalcoはIndalが不足気味の完成品にゆとりがある。このため両社は互いに補完し合うことができると言う。 アルキャンは昨年9月、Alusuisee 及びPechineyとともに、世界第2位のアルミニウム会社を組織したが、このことがIndal持ち分売却の伏線になったものと見られる。とは言えアルキャンのプレゼンスがインドから消失する訳ではなく、同社は国営のBharat Alminium Co Ltd(Balco)/National Aluminium Company Ltd(Nalco)の民営化入札に参加することもでき、Indalに対する技術/マーケッティング支援を継続することも可能だ。アルキャンはそのステートメントにおいて、Indalに対する技術支援を続けることを確認した。アルキャンは引き続き総工費10億米ドル、年産100万トン(最終的に240万トン)のUtkalアルミナ精錬事業に対する20%の権益を維持すると言う。目下同プロジェクトにはIndalが20%、アルキャンが35%、ノルスク・ヒドロが45%出資している。