2000-03-28 ◆米国/欧州航路コンテナ運賃、5月に大幅値上げ 【ムンバイ】インドと米国間のコンテナ輸送を手掛けるサンフランシスコ拠点のトランス・パシフィック・スタビライゼーション・アグリメント(TSA)に加盟する外国海運会社12社は、5月1日より大幅な運賃値上げに踏み切るもようだ。 エコノミック・タイムズが24日消息筋の言として伝えたところによると、値上げ幅はFEU(40フィート・コンテナ換算単位)当たり400米ドル、TEU(20フィーロ・コンテナ換算単位)当たり225米ドルと見られる。現在FEU運賃は3300~3400米ドル、TEU運賃は2200~2300米ドルとなっている。 TSAにはAPL/Mark Island/NYK/P&O/Hapaq Lloyd/Hyundai/Hanjiu/Evergreen/Yang Ming/Orient Overseas Container Lines (OOCL)/Cosco/Mitsui OSK Linesが加わっており、昨年も1月と5月に一般運賃の引き上げを行っている。 TSAは値上げに際して、米国連邦海事委員会(FMC)に認可を求めるが、FMCは30日以前の公布を義務づけている。このため関係方面は間もなくTSAの値上げ通知が届くものと予想している。 他方、英国拠点のIndia Pakistan Bangladesh Ceylon (IPBC)Conferenceに加盟する海運会社の代表も22日ムンバイで会合、FEU価格の300米ドル・アップ、TEU価格の150米ドル・アップを決めた。同会議では水先案内船燃料コストの急騰を配慮し、BAF(bunker adjustment factor)の10~60米ドル引き上げも決まった。インド/欧州航路のTEU運賃は昨年10月の調整以来、1100~1200米ドルとなっている。 IPBCコンファランスにはUnited Arab Shipping Company(UASC)/Maersk Sea-Land/Shipping Corporation of India(SCI)/Contship Containerlines/P&O Nedlloyd/Yang Ming Lineを含む15社が加盟している。