2000-04-04 ◆SAIL、記録的好業績実現 【ニューデリー】国営総合製鉄会社Steel Authority of India Ltd (SAIL)の1999/2000年度の販売可能な鉄鋼製品の生産は前年比11%増の950万トン、販売量は8%増の930万トンを記録、これまでにない好業績を達成した。 SAILの発表によれば、傘下の特殊鋼プラントは別に30万トンを販売した。近代化されたプラントの最適な稼働率が実現されたことから製品の50%以上が連続鋳造(CC)方式で製造され、これにより製品の品質が向上しただけでなく、コストも引き下げられた。 ヒンドゥー・ビジネス・ラインとインディアン・エクスプレスが1日伝えたところによれば、CC方式による生産量は490万トンと、前年度を16%上回った。BokaroとRourkela の近代化工事が施されたスチール・プラントは最適なレベルで操業しており、熱間圧延(HR)コイルの生産量は21%アップした。付加価値製品に対する好需要から特殊鋳造パイプの生産は36%、錫メッキ鋼板は18%、それぞれアップした。 前年比5%増の850万トンを記録した国内売上にはプレート、HR、冷間圧延(CR)、GP/GC及びPET製品の販売が大きく貢献、また一部の国がインド製品に対して反ダンピング税を課したにも関わらず、輸出量は75%増の76万トンに達した。製品在庫は90万トン削減され、70万トンに縮小した。 SAILのArvind Pande会長によると、1999年末以来の需要回復で生産の拡大や、より有利な価格での市場拡大の機会が生じたが、こうした傾向は新年度も持続、新年度の業績には、市況改善と組織再編の効果が一層顕著に反映される見通しと言う。