2000-04-26 ◆亜鉛需要4.5-6%、鉛は5-7%成長 【ニューデリー】第9次5カ年計画期間の亜鉛と鉛の国内需要の伸びは、鉄鋼産業と自動車産業の活況に支えられ、前者が4.5~6%、後者が5~7%と、第8次5カ年計画期間の各4%と5%の成長率を上回る見通しだ。 インディアン・エクスプレスが24日報じたところによれば、亜鉛は鉄鋼業界の電気メッキ過程で用いられ、鉛は自動車用バッテリーの製造に用いられる。 国民1人当たりの年間亜鉛消費量は200グラム、鉛は100グラムだが、今年末にはそれぞれ281グラムと170グラムに拡大するものと見られる。鉱業部の年次報告書によれば、2000/01年度の亜鉛需要は前年の25万4000トンから27万8000トンに、鉛は10万5000トンから12万トンに、それぞれ拡大するものと予想される。2000/01年度の国内における亜鉛生産は16万1000トンで、需要と供給のギャップは11万6000トン、鉛の国内生産は8万100トンで、ギャップは4万100トンになる。 こうした中で政府は亜鉛粉末の輸入規制を解除した。今や亜鉛と鉛はともにオープン・ジェネラル・ライセンス(OGL)リストに加えられている。 Hindustan Zinc Ltd (HZL)はVizagとDebariの既存亜鉛精錬所の年間製造能力を各1万トン拡大するとともに、年産10万トンの新亜鉛精錬施設をラジャスタン州Chittorgarh区Kapasanに設ける計画だ。HZLは亜鉛/鉛の製造能力の拡大、及び両鉱物の採鉱の事業化調査に関する覚書をBHPMと交換している。HZLはまたラジャスタン州Kayarにおける鉛/亜鉛鉱脈探査の事業化調査を独自に進めている。 鉱業部の報告によれば、1999/00年度には鉛/亜鉛を含む鉱物資源の探査開発に関わる外国直接投資プロジェクト14件にライセンスが発行された。 亜鉛/鉛の確認埋蔵量は3億8300万トンだが、経済的に採掘可能な2.17%以上の鉛と8.16%以上の亜鉛を含有するものは、1億6700万トンと見積もられている。