2000-05-08 ◆DSMエンジニアリング、製造能力2倍に拡大準備 【プーナ】操業初年度に採算ラインを実現した、オランダ企業DSM N.V.の100%出資子会社DSM Engineering Plastics (India) Pvt. Ltd(DSMインディア)は、新プラントを設け、生産能力を2倍に拡大する計画だ。 DSMインディアのNitin Kothari取締役によると、外国投資促進局(FIPB)の認可も得た拡張計画のコストは10クロー(US$229万)と見積もられ、グジャラート、ニューデリー、プーナ郊外等における工場用地の物色が進められている。また地元製造企業を買収する可能性も検討されている。 ヒンドゥー・ビジネス・ラインが5日伝えたところによれば、新たな製造能力はインド国内や海外の自動車、情報技術(IT)、家電、レジャー産業のプラスチック需要に応じる。工場施設の70%は輸入され、残りはインド国内で調達される。 今年度は耐熱性を有するナイロン46をインド市場に紹介、テレコム、自動車、電子業界のニーズに応じる。同社が国際特許権を有するナイロン46は主に電子コネクターの製造に用いられ、国内国外市場向けに年間400トンの製造が予定されている。 既存工場の生産能力は年間1500トンだが、現在の稼働率は120%に達している。初年度の営業額は25クロー(US$573万)で、今年度は40クローが目指されている。目下インドのナイロン市場の8%、ポリエステル市場の15%のシェアが占められており、今年はそれぞれ12%と25%のシェア確保が目指されると言う。