2000-05-09 ◆TソニーからEソニーに変身:新MD 【ニューデリー】世界がソフトウェア時代を迎える中で、ハードウェアをベースにしてきたトレディショナルなソニー(Tソニー)は、Eソニーに変身せねばならない。 エコノミック・タイムズが6日、先月Sony Indiaの新マネージング・ディレクター(MD)に就任したイシイ・テルオ氏の言として報じたところによると、これはソニーのトップ、出井伸之社長により発せられたメッセージで、井出氏は、世界がニュー・エコニミーの洗礼を受けた今、ソニーは家電会社にとどまることはできず、来るべき広帯域ホーム・エンターテインメント時代の主要プレーヤーにならねばならないと檄を飛ばした。ソニー・インディアの新MDとしての当面の使命は、ローカル・チームにソニーの新たなゴールを理解させ、広帯域時代の主要プレーヤーとしての地歩を固めること。 しかし広帯域時代の到来を待って行動を起こすのではなく、新技術や新経済がもたらす全てのもの、全ての機会を先取りして前進する必要がある。ソニーは近く新時代を象徴するコーポレート・ウェブサイトを設ける。TからEへの転換の一環として、ソニー・インディアは、オフィス・ワークのペーパレス化を図る。また従業員全てを情報技術(IT)通にし、発想の転換を促す。 ソニー・インディアの昨年(1999/2000)の営業額は613クロー(US$1.4億)をマークしたが、今年は18%増の720クロー(US$1.6億)を目指し、2乃至3年内に1000クローに乗せる計画だ。また1年内にプレイステーションやVaioをインド市場に紹介する。しかし目下売上の60%を占めるカラーTVビジネスは、引き続き中核とされ、市場シェアの一層の拡大が図られる。ハイファイ、携帯オーディオ機器、ウォークマン、カー・ステレオ、録音機器等、他の製品領域についても市場シェアの拡大が目指される。ブランド・イメージの改善やサービス網の拡張に力が入れられ、ディーラーの数も現在の1477から年内に1877に25%拡大される。ディーラー網は来年も同レベルの成長が維持されると言う。