2000-05-09 ◆HL7プロトコルを米国ヘルスケア市場開拓の武器に 【ニューデリー】米国におけるヘルスケア・インフォマティクスの市場規模は約3兆米ドルと言われるが、同市場進出を図ったインドの多くのソフトウェア企業が困難に直面している。 ヒンドゥー・ビジネス・ラインの8日のコラムにおいてHL7インディアのSaji Salam会長が指摘したところによれば、インドのソフトウェア企業が開発した多くの製品は、HL7プロトコルに準拠していない。このことがインド企業の米国ヘルスケア市場進出を阻害する主因になっている。 米国規格協会(ANSI:American National Standards Institute)が認めたヘルスケア市場における規格の1つに数えられるHL7は、ヘルスケア・レベル・セブンの略で、レベル・セブンは国際標準化機構(ISO)のオープン・システム・インフォメーション(OSI)モデルの最高レベルを意味する。 もし某病院がHL7プロトコルに準拠せぬソフトウェアを採用するなら、例えば他のベンダーのICUマネージメント・システムを導入した際、システムの統合が図れなくなる。その逆にHL7に準拠したソフトウェアさえ採用すれば、もはや特定のベンダーに依存することなく、様々なソフトウェアを選択することができると言う。