2000-05-11 ◆キャリア、今年のエアコン売上28%アップ予想 【チェンナイ】米国のエアコン・メーカーキャリア傘下のCarrier Aircon Ltd(CAL)は今年(2000/01)は昨年比28%増しの500クロー(US$1.1457億)の売上を見込んでいる。 CALのAnil K. Srivastava重役(MD)によると、同社は2000年3月期に年商390クロー(US$8937万)、純益9.16クロー(US$210万)を計上した。今年は1月以来、ウィンドウやスプリット・エアコン売上の顕著な伸びが見られ、通年では28%の売上増が見込める。 ヒンドゥー・ビジネス・ライン/ザ・ヒンドゥーが10日報じたところによれば、セントラル・エアコン・セグマントを含め、インドのエアコン市場は1475クロー(US$3.38億)と見積もられ、同社は22%のシェアを占めている。ウィンドウ・エアコンの売上が全体の55%、スプリットが25%、残りはセントラル・エアコンで占められている。 今年1-4月の間にウィンドウ・エアコンの売上は30~35%、スプリット・エアコンは45%の伸びを見た。これには住宅市場における需要の増大が反映されている。目下住宅用エアコンの売上は営業額の11%程度だが、年内に20%前後に拡大する見通しだ。 LG、Samsung,、富士通、ダイキン等の参入で、法人市場の主要プレーヤーは2年前の8社から17社に増加、競争が過熱している。同期間には価格も平均12~14%下降した。昨年の需要は低調だったが、今年に入って健全な成長基調が回復しつつある。しかし最近11クローを投じてDaman工場を拡張したばかりのため、一層の設備拡張は計画していない。 一方、水冷/空冷チラー・プラント市場の成長が予想されるため、デリー近郊Gurgaon工場の関係施設の拡張を計画している。この他、SAPのERP(エンタープライズ・リソース・プラニング)パッケージを導入、サプライ・チェーンの改善を図るとともに、2002年にはインターネットを通じたマーケッティングも展開する計画で、同プロジェクトには9クローを投じると言う。