2000-05-15 ◆ポリエステル中間材の輸入税をカット 【ムンバイ】大蔵省は、近く高純度テレフタル酸(PTA)、モノ・エチレン・グリコール(MEG)、カプロラクタム等のポリエステル中間体に対する輸入税を現在の25%から10%に15%ポイント・カットする見通しだ。 インディアン・エクスプレスが12日大蔵省筋の消息として伝えたところによれば、これは新年度予算案においてポリエステル製品の輸入税を15%ポイント・カットしたのに対応したもの。例えばポリエステル短繊維(PSF:polyester staple fibre)の輸入税は35%から20%に引き下げられた。 観測筋はポリエステル中間材の輸入税カットは、ポリエステル製造業界に恩恵を及ぼし、最悪のリセッションからの復調を促すものと見ている。 昨年調整期を経過したポリエステル業界のマージンは改善しており、またHaldia Petrochemicalsプラントの稼働でPTAの供給が拡大、Indian Petrochemicals Corporation (IPCL)がグジャラート州Gandharに設けた年産10万トンのMEGプラントも最近試運転を開始している。 世界的に今年(カレンダー・イヤー)は4つのMEGプラントが稼働、年間生産能力は160万トン拡大する。ポリマー製品の昨年のインドにおける設備稼働率は83.4%と、世界平均の81.8%を上回った。ちなみに1995年のインドにおける稼働率は87.1%だった。