2000-05-16 ◆外国直接投資約定の実現率93%にアップ 【ニューデリー】今年1-3月の間の外国直接投資(FDI)承認額は10億7000万米ドル、これに対して同期間に実際に投資された外資は9億9240万米ドルと、承認額の93.12%を占めた。 ザ・ヒンドゥーが13日報じたところによれば、過去10年間(1991-2000)について見るとFDI承認額が607億6000万米ドルにのぼったのに対して、実際の流入量は201億9000万米ドルにとどまり、実現率は33.23%に過ぎない。このため今年に入って以来の93%の実現率は目を見張らせるものがある。とは言え、FDIの実現率は1990年代初期の20~30%から、ここ数年改善の一途を辿っている。1997年の同比率は依然29.92%と低調だったが、1998年は43.92%、1999年は59.46%に改善した。 商工省筋によると、90年代初期以来のFDIの実現率が低調だった主因は、懐妊期間の長いインフラ・プロジェクトがFDIの大きな部分を占めたためで、特に電力プロジェクトでは、州電力局の不健全財政がネックになり、金融条件の設定に多年を要する。例えば中央政府が1994年に承認した早期着工電力プロジェクト8件中3件が未だに金融条件を満たせぬ状況にある。 また1998年と1999年に関しては、FDIの実際の流入額が33億8000万米ドルから40億2000万米ドルに拡大したにに対して、FDI承認額が78億米ドルから65億7000万米ドルに下降したことも実現率の向上につながった。ちなみに昨年のFDI流入額は1997年の45億8000万米ドルに次ぐ、史上2番目となっている。