2000-05-16 ◆Telco、新型シエラで多目的車市場の失地挽回 【ムンバイ】多目的車(MUV)市場におけるシェアを失いつつあるTata Engineering and Locomotive Company Ltd (Telco)は、一時はポピュラーなローカルMUVだったSierraの新バージョンを発売、攻勢に転じる構えだ。 インディアン・エクスプレスが13日報じたところによれば、昨年のTelcoのMUV販売は前年の3万1000台から2万8000台に後退、シエラとSafariが最も深刻な落ち込みを見た。Telco幹部によると、一連のシエラ変形モデルの売り出しを計画中で、Estateは特別の注文が有った場合にのみ製造し、最早同モデルの売り込みは行わないと言う。 Telcoは最近アップグレードしたサファリを価格を据え置いたまま発売した他、ベストセラー多目的車Sumoのアップグレード・バージョンの市場投入に最大の力を入れている。Sumo Economy、Sumo AC、SumoDeluxeの他、救急車バージョンや貨物車バージョンを紹介、最近はまた農村向けに407エンジン搭載のSpacio sportingを発売した。 アナリストによるとトヨタ・キルロスカがQualisの発売を通じてハイ・エンド多目的車市場に参入、郊外および農村部を居城とするマーケット・リーダーのMahindra & Mahindraもトップ・エンド市場におけるプレゼンス強化を図っていることから、Telcoのこうした動きは予想されたこととしている。 先のTelco幹部はまた一連のハイエンド大型商用車を市場に投入、スウェーデンのジャイアンツ、ボルボの攻勢に対抗するとしている。