1995-07-05 ◆<馬>セメント不足は向こう1年持続:CCMA 【クアラルンプル】マレーシアを襲ったセメント不足は少なくとも1年は持続する見通しだ。 セメント・コンクリート製造業者協会(CCMA)のデービッド・タン会頭によると、今日国内にはクリンカー製造工場6、セメント工場4が存在し、いずれもフル操業している。クリンカーの国内製造能力は、昨年と同じ860万トンにとどまっており、不足分は日本から輸入されている。円高からクリンカーの輸入コストは以前のトン当たり45米ドルから50-53米ドルに上昇、トン当たりのセメント製造コストは215Mドルに上昇した。しかし政府が統制するセメントの公定価格は過去14年180Mドルに固定されていると言う。中国やメキシコにはより低廉なクリンカーが存在するが、高い輸送コストと不確かな品質から、国内業界は輸入をためらっている。しかし、96年末にはパハン・セメントとサラワク・クリンカー両社によりクリンカー120万トン、セメント60万トンの製造能力が追加され、その1年後にはヌグリ・スンビラン・セメントのクリンカー240万トン、セメント180万トンの製造施設も完成する。加えて需要の伸びも減速が見込まれることから、その時までにはセメント不足も解消する見通しという。(MBT:7/4)