2000-05-19 ◆2大アルミ会社、3年内に45%製造能力拡大 【ムンバイ】インドの2大アルミ精錬会社Hindalco Industries Ltd(HIL)とNational Aluminium Company Ltd (NALCO)は、国内需要の拡大に応じるため、向こう3年間に年間製造能力を約69万トンに45%拡大する。 インディアン・エクスプレスが18日伝えたところによれば、インド最大のアルミ製造会社HILはウッタラプラデシュ州北部に年産24万2000トンのアルミ精錬施設を有し、同施設は目下ほぼ100%の稼働率を維持している。 一方、オリッサ州東部に年産23万トンの精錬施設を擁するNALCOの稼働率は、多少設備能力を下回る。両社を合わせると、1999/2000年度の国内アルミ生産64万トンの72%に達する。 HILは2002/03年度末までに既存施設に隣接して年産10万トンの精錬施設を増設する一方、Alcan Aluminiumの地元子会社Aluminium Ltd (Indal)の買収も計画している。向こう3ヶ月間に同買収計画が完了すると年産4万3000トンのアルミ精錬能力が追加される。 アナリストによれば、インドのアルミ製造コストはトン当たり約850米ドルと、世界平均の1100米ドルを下回り、世界最低の部類に属する。両社の拡張計画は主に国内需要の拡大に対応するものだが、両社は輸出拡大も図る見通しだ。インドは昨年61万8000トンのアルミニウムを製造、13万~14万トンを輸出した。