2000-05-29 ◆フィアット、プレミアム・モデルの完成車輸入検討 【チェンナイ】Fiat India Ltd(FIL)は親会社からプレミアム・モデルの完成車(CBU)を輸入し、インド市場における三菱ランサーとメルセデス・ベンツの間のギャップを埋める可能性を検討している。 インディアン・エクスプレス/ヒンドゥー・ビジネス・ラインが26日伝えたところによると、FILのGiovanni Batistta Ravina重役(MD)は先週水曜、インド政府が2001年4月までに量的輸入規制を撤廃するのを待って、完成車を輸入する可能性を示唆した。 同氏によれば、現在インド市場にはランサーとベンツの中間に位置するような高級車が存在しない。このため同社は、ORG-MARG等の指導的市場調査会社に100万ルピー(US$2万2768)から400万ルピー(US$9万1074)モデルの市場規模測定とインド顧客の嗜好を調査するよう依頼した。多くの国際企業がインドにオフィスや工場を設け、外国人や長期にわたり海外に居住した経験を有するインド人にその管理を委ねていることから、100万~200万ルピー台の高級車に対するかなりの需要が存在するはずである。フィアットのステーブルには様々なモデルが存在し、Alfa RomeoブランドのAlfa 156やAlfa 166はインドのコンディションにもフィットするはずだ。この他、MareaやCoupeも好評を博する見通しで、今年1月のオート・エクスポに展示したMultiplaも選択肢の1つ。 しかし完成車輸入の採算が見込めるようになるには、一層の関税引き下げが必要で、FILは来年度予算にその種の税制措置が盛り込まれるか否か、また市場調査の結果を見た上で最終判断を下すと言う。