2000-05-30 ◆政府、不良HR鋼材の輸入規制強化計画 【ニューデリー】インド政府は低品質、あるいは欠陥のある熱間圧延(HR)鋼材や錫/亜鉛鍍金鋼板の輸入規制を強化する方針だ。 ヒンドゥー・ビジネス・ラインが29日、オフィシャル・ソースの消息として伝えたところによれば、当局はこの種の不良製品の輸入を、1)制限品目リスト、2)特別価格システム、3)フロア価格、の3つの方式を通じて制限することを計画している。 現在この種の不良製品の輸入が鉄鋼製品輸入の90%以上を占め、優良製品の代替物として使用されている。このため最終製品の品質にも影響を及ぼすばかりか、災害の原因にもなりかねない。 またこの種の低品質/欠陥製品の輸入を特定の港(恐らくムンバイ/チェンナイ/カルカッタ)に制限し、他の港の使用を禁止することも検討されている。 しかし観測筋は、輸入制限品目の縮小が潮流になっているこの時期に、新たな制限品目リストを設けるのは、芳しくなく、また輸入フロア価格制度は諸外国から世界貿易機構(WTO)規約に反するとの批判を受けている。こうしたことから実行可能なのは特別価格システムで、例えば不良品には2倍の関税を課すような方式が考えられると言う。