2000-06-02 ◆運輸省、IOCのLNG輸送ビジネスに異議 【ムンバイ】国営石油会社Indian Oil Corporation(IOC)が民間海運会社Great Eastern Shipping Company(GESC)と合弁で液化天然ガス(LNG)の輸送ビジネスに進出する計画は、運輸省の不興を買い、難航が予想されている。 ヒンドゥー・ビジネス・ラインが1日伝えたところによると、IOCとGESCは50:50の合弁会社を設立後、外国パートナー2社と組んで、LNGを輸入する計画で、3隻のLNGタンカーの購入も予定している。 しかし、Rajnath Singh運輸相は複数の理由から同計画に不満を表明している。先ず第1にIOCはこれ以前にShipping Corporation of India (SCI)の政府持分をオファーされた際、中核業務に関係せぬことを理由にSCIへの出資を拒絶した。また国営海運会社SCIとは別に、他の国営企業が海運業に進出するのは健全とは言えない。加えてSCI自身、EnronのLNGキャリアに20%出資、ペトロネットLNGのLNG輸送業務への入札を準備している。 一方、インド政府は、LNG輸送に関する総合政策を近く発表する見通しだ。