2000-06-07 ◆ルピー、対米ドル相場の軟化持続:ディーラー筋 【ムンバイ】外為取引ディーラーはルピーの対米ドル相場が今週も一層軟化するものと予想している。 ヒンドゥー・ビジネス・ラインが4日、ディーラー筋の言を引用し伝えたところによると、例年6月には輸入業者や法人のドル需要が急増することから、先週金曜に1米ドル=44.62/63ルピーで引けた相場は、今月中に44.80/85ルピーのレベルまで下降するものと見られる。 HDFC BankのAshish Parthasarthy資本市場主任によると、中央銀行は6月5日に発効した流動性調整ファシリティー(LAF)を通じて、鞘取り目当ての資金が外為市場に流入するのを防止できる。中央銀行はLAFを通じて短期流動性と中期的金利変動のリンクを断ちきることを目指している。ルピーの対米ドル相場の軟化は自然の成り行きで、パニックを起こす必要はない。ルピーの対米ドル相場はかなり長期にわたり安定してきたが、一定限度の軟化は不可避である。とは言え今日のような突然の下降は予想外のことと言う。