2000-06-27 ◆仏家電会社Moulinex、子会社設立申請 【ニューデリー】フランスを拠点とする年商80億米ドルの家電メーカー、Moulinexは払込資本10クローの子会社を設けることを外国投資促進局(FIPB)に申請した。 エコノミック・タイムズが23日Groupe MoulinexのDavid Cohen Skalli重役(輸出業務担当MD)の談話を引用して報じたところによれば、新会社はマーケッティングとディストリビューションを手掛ける。当初の予定では完全出資子会社を設ける計画だったが、デリー拠点の戦略パートナーGravs (Appliances)が一部出資することになった。Skalli氏は具体的出資率を明かにすることを避けたが、消息筋によるとMoulinexが新会社Moulinex Home Appliances Pvt Ltdに82%出資、残りのシェアはGravsが引き受ける見通しだ。Skalli氏によれば、製造業務は5年間のライセンス/技術移転契約の下、Gravsが引き続き手掛け、Moulinexが直接製造業務を手掛ける計画は今のところない。 インドに進出して以来過去1年間にトースター、アイロン、ブレンダー、ミキサー、ラジエター・ヒーター等、30品目を紹介して来たが、今年は別に10品目を追加する。これまでに投入した製品の内6品目はGravsが開発した。 初年度の売上は12クロー、今年の予想売上は20クローで、5年内にインド家電市場の10%のシェアを占めることを目指している。インドの家電市場規模は電子レンジを含め、1400クローと見積もられ、年率30%の成長を見ている。 Gravs AppliancesのG M Gupta重役(MD)によると、過去1年間にディストリビューション拠点50、サービス・センター65、ディストリビューター2000店からなる流通網を構築したが、今のところ利益は計上していない。しかし向こう2年内に黒字転換できる見通しだ。 既にモーリシャスに製品を輸出、南アフリカからの注文も得ており、この次はスリランカを初めとするインド周辺諸国の開拓を目指すと言う。