2000-07-03 ◆ラタン・タタ氏、2年後に引退/後継者指名も放棄 【ニューデリー】タタ・グループのRatan Tata会長は、2年後に65歳を迎えた時点でタタ・グループの管理職を退き、後継者も指名せぬ意向を表明した。 インディアン・エクスプレス、デカン・ヘラルドが先週金曜伝えたところによれば、タタ氏は先週水曜(6/28)夜放映されたBBCワールドの対談番組の中で以上の考えを語った。それによると、最高経営者(CEO)が引退する際には、自身の後継者に関してその意見を表明する義務が有るが、選択は取締役会の判断に委ねると言う。グループ内の異母弟に触れ、タタ氏は「別のタタが後継者になるチャンスはある。しかしそれは同僚らの判断次第である」と付言した。 インド最大の企業グループの1つを率いる63歳の独身CEOによると、タタ・グループは組織を再編し、傘下グループ企業の権益拡大を図っている。グループ傘下の少なからぬ企業の持分は極めて小さいが、2%や3%のシェアでは企業を管理する権限はない。このためタタ・グループは、重要部門に照準を合わせた組織の再編を行うとともに、持分も拡大せねばならない。 タタ氏はシンガポール航空(SIA)との合弁計画が破談に終わったことに関して、破談した事実そのものよりも、ある種の策謀により、実が結ばなかったことが遺憾と語った。