2000-07-07 ◆リライアンス、西部市場にナフサ売り込み 【ムンバイ】Reliance グループはムンバイ近郊のJawaharlal Nehru Port(JN港)でクラスA(危険物)貨物の処理を手掛ける一方、好収益が見込めるインド西部市場におけるナフサの販売に乗り出す計画だ。 エコノミック・タイムズが5日伝えたところによれば、12万5000トンの西部ナフサ市場は、これまで国営石油会社2社、Hindustan Petroleum Corporation Ltd (HPCL)とBharat Petroleum Corporation (BPCL)により支配されてきたが、最近は別の国営石油会社Indian Oil Corporation(IOC)も浸透を図っている。 こうした中でリライアンスは目下Indian Oil Tanking Ltd(IOTL)とナフサ貯蔵施設の使用に関する非公式な話し合いを進めているもようだ。リライアンス・スポークスマンはIOTLとその種の交渉を進めていることを否定したが、消息筋は年間230万トンのナフサ製造能力を有するリライアンスがJamnagar製油所からJN港に月間4万~5万メートル・トンのナフサを供給するものと見ている。IOTLはJN港に隣接したNavgharに23万5000トンの貯蔵施設を有する。 リライアンスはこれまでマハラシュトラ州Patalgangaの高純度テレフタル酸(PTA)事業に必要なナフサを国営石油会社から購入してきたが、今やムンバイ/Patalgangaを結ぶガス・パイプラインを通じてリライアンス・ペトローリアムズから供給を受けられるようになった。 IOLとIBP及びオイルタンキングの合弁に成るIOTLは目下IOCのKoyali製油所で生産されたナフサを保管、その大部分をリライアンスに供給している。しかしJN港の危険物バースが完成後はリライアンスからナフサを取り入れることになる見通しだ。 リライアンスとIOCはマーケッティング協定を結んでおり、同協定の下、後者はリライアンス製品の50%の国内流通を引き受けている。リライアンスはナフサの一部を既に輸出している。 ナフサの国際価格は目下トン当たり230米ドル前後だが、アナリストらは、先週、クウェート最大の製油所が火災を起こしたことから、今後急騰するものと予想している。