2000-07-10 ◆セメントの生産/出荷の伸び鈍化 【ニューデリー】今年第1四半期(4-6月)のセメント生産の伸びは4.1%と、昨年同期の22.6%の伸びから顕著に鈍化、出荷の伸びも昨年同期の22.1%から4.9%に減速した。 エコノミック・タイムズが6日伝えたところによれば、6月のセメント生産量は880万トンと、昨年同月の820万トンから7.3%アップ、出荷量は昨年同月の820万トンから900万トンに9.75%の成長を見た。生産の伸びも出荷の伸びも、今年4月及び5月に比べ加速したものの、昨年同月の23%と24.2%の伸びに比べ遜色がある。 今年第1四半期(4-6月)のセメント生産は前年同期比4.1%増の2550万トン、出荷量は同4.9%増の2560万トンを記録した。 第1四半期の生産/出荷は例年好調だが、雨期を迎える第2四半期の市況は一般に低調に推移する。しかし今年は干ばつの影響で4月と5月の市況が不振に陥った。 業界観測筋は、昨年第1四半期に極めて高い成長が記録されたことから、今年第1四半期の成長鈍化が目立つが、今年通年では10%近い成長が見込めると概して楽観している。それによると、セメント市況は6月には回復に転じ、50キロ詰め1袋当たりの全国平均価格は118ルピー、デリーにおける6月の価格は140ルピーをマークした。 第2四半期には市況の低迷が見込まれるが、9月の第3週以降にDussehra祭に向けた市況の回復が見込めると言う。