2000-07-11 ◆MUL、値下げ奏功し売上トップの座奪還 【プーナ】インド乗用車市場における独占的地位を脅かされつつあるスズキとインド政府の対等出資合弁会社Maruti Udyog Ltd(MUL)は、最近の値下げが奏功し、過去10日間にこれまでのピークを再現する売上を達成、各カテゴリーのトップの座を奪還する勢いを見せている。 ヒンドゥー・ビジネス・ラインが8日報じたところによれば、MULのRohtash Mal重役(チーフGM)は先週金曜同紙のインタビューに対し、7月に入って以来1日1400台以上を販売しており、通常実績を4%ほど上回ると語った。観測筋によると、これは昨年のピーク時に記録された1日1550台に肉薄するもの。 MULの過去3ヶ月の販売台数は1日平均400台と、過去最低に落ち込み、6月初に実施された保守のための操業停止直前には完成車在庫が1万7000台に達していた。しかし6月25日に値下げが発表されて後、直ちに1日1000台の販売レベルが回復された。 とは言え6月28日に納入業者代表と会談したMULは、部品価格を引き下げ、値下げに伴う負担の分担を求めたことから、今年4月に値下げを行ったばかりの部品業界は懸念を深めていると言う。