1995-07-10 ◆<星>タンピニースの小売り戦争白熱化か 【シンガポール】ショッピング・センター“センチュリー・スクウェアー(S$1.25億)”と“タンピニース・モール(S$2.30億)”が向こう数カ月間に相次いでオープンすることからタンピニースにおける小売り戦争が白熱しそうだ。 既存ショッピング・センターの“プライム・コート”と“タンピニース・マート”が僅かな間隔をおいて存在し、これに前述の2ショッピング・センターを加えると、同地区にはスーパー・マーケット5店(コールド・ストーリッジ/NTUCフェア・プライス/ショップNセーブ/プライム/ソゴー)、百貨店3店(ソゴー/イセタン/Kマート・メトロ)、シネプレックス3館(5259シート)、少なくとも4カ所のフード・コートが軒を並べることになる。それだけでなく、イーシュンのノースポイント、ビシャンのジャンクション8、そしてティオン・バル・プラザと他の郊外ショッピング・モールも続々誕生しており、オーチャード地区の小売り戦争がタンピニースにも再現されそうな雲行きだ。しかし既に同地区で営業を開始し、これまで好調な業績を上げてきたコールド・ストーリッジ、Kマート等の幹部は、いずれも楽観的な見通しを表明している。この点に関して不動産コンサルタント、ジョーンズ・ラング・ウートンの小売り担当者も、タンピニースは最終的に80万人の住民に奉仕するリージョナル・センターで、イーシュンやビシャンのような一般の公共住宅団地とは異なると指摘した。それにしても全てのプレーヤーに相応の分け前を保証できるほど、タンピニースは大きなパイなのかと言う疑問が依然として残る。(ST:7/8)