2000-07-12 ◆MPビルラ、セメント製造事業拡張 【ニューデリー】CK Birla、SK Birla、BK Birlaグループがいずれもセメント製造ビジネスを縮小する中で、マドヤプラデシュ州とラジャスタン州にセメント製造施設を有するMP Birlaグループはこのほど設備拡張計画を発表した。 エコノミック・タイムズが10日伝えたところによれば、Madhav Prasad Birla氏に率いられる年商1000クロー(US$2.235億)のBirla Corporationはウッタルプラデシュ州Satnaの年産160万トン及びラジャスタン州Chittodの年産180万トンのセメント製造施設のアップグレードと設備近代化を計画している。 ビルラ・コーポレーションのK C Mittal重役(MD)によると、拡張工事の契約交渉が進められており、コストは明かでないが、既存施設の拡張工事は、新工場の建設に比べれば遙かに少額で済む。同社はこの他、西ベンガル州Durgapurに年産60万トン、ウッタルプラデシュ州Rai Bareillyに年産40万トンのセメント製造施設を擁する。 数ヶ月前にはビルラ・コーポレーションも、同族のBasant Kumar Birla、Chandra Kant Birla、Sudarshan Kumar Birlaとともに、セメント事業を売却すると噂されていた。BK/CK/SKビルラの合計セメント製造能力は年間950万トンで、内500~600万トンの製造施設が多国籍セメント会社に売却される見通しだ。 ビルラ・コーポレーションの営業額のほぼ80%がセメント・ビジネスに依存、この他に自動車部品の製造販売や工業ガス、合成繊維ビジネスを手掛けている。2000年3月期の営業額は1011クロー(US$2.26億)で、38.4クロー(US$858万)3年連続の純損失を計上した。累積損失は143.43クロー(US$3206万)。