2000-07-14 ◆ルノー、合弁でスクーター/ジープ製造 【ニューデリー】フランスのRenault groupは、地元のMonto Motors Ltd(MML)と50:50の対等出資により、インドで当面プレミアム・スクーターを製造、最終的にジープの生産を手掛ける計画だ。 デカン・ヘラルド、インディアン・エクスプレスが12日報じたところによると、MMLのR Chibbar重役(マーケッティング担当GM)は、このほどUNI通信に以上の消息を語った。それによると投資スケジュール等の詳細は2ヶ月以内に詰められ、プロジェクトは10月までに離陸できる見通しだ。ラジャスタン州Alwarに新工場が設けられ、100CCセグメントの4ストローク・プレミアム・スクーターが1年以内にインド市場に紹介される。数年後にはルノー製ジープの製造も計画されている。 Alwar工場は月間3万台の製造能力を備えるが、当面月間5000~1万台を製造、3年内に最適な生産レベルを実現する。 消息筋によると、ルノーは日産自動車の36.8%の権益と日産ディーゼルの22.5%のシェアを買収後、インドにおける事業拡張に本腰を入れる姿勢を見せており、最近は子会社Renault Agricultureを通じて、パンジャブ州拠点のInternational Tractors Limited (ITL)の20%権益を1500万米ドルで買収した。同社は数年前には地場二輪車大手のBajaj Autoに接近を図った経緯もある。 一方、MMLは目下、モーペッド市場にAvanti Kobra、Avanti Mont、Avanti Carrierの3モデルを投入しているが、独自開発した4ストローク・バイクを市場に投入、急成長するモターサイクル市場に進出する計画だ。 MMLにとって同プロジェクトはAvantiブランドのリバイバル・プロジェクトでもある。Avantiは冷蔵庫メーカーKelvinatorの自動車部門により経営されてきたが、KelvinatorがそのビジネスをWhirlpoolに売却した際、後者は自動車部門をPaccoグループに9クローで売却した。Paccoはモーペッドの製造施設を別途買収するとともに、主にHero Motorsの元幹部から成る新マネージメント・チームを組織、社名をMonto Motorsに改めた。MMLは今や自動三輪車や米国市場向けミニ・モーターバイクの製造等、野心的な事業拡張計画を立て、ディーラー網の拡張を図っている。 Chibbar氏によると、同社は当初これ以前からの技術パートナー、Agretti Garelliと共同でスクーターを製造することを検討したが、ハイプライスやその他の要因から、ルノーを改めて技術パートナーに選んだと言う。