2000-07-26 ◆塩酸価格900%ジャンプ、硫酸70%値下がり 【ムンバイ】硫酸は地元市場における需要の軟化から6月までの過去3ヶ月間に70%値下がりしたが、塩酸は同期間に900%値上がりした。 インディアン・エクスプレスが24日伝えたところによれば、硫酸の1mt当たりの価格は4月の1800ルピーから550ルピーにダウン、塩酸価格は同期間に1mt当たり300ルピーから3000ルピーにアップした。 トレーダー筋によると、苛性ソーダ製造業者は肥料部門の需要拡大から塩素の製造に集中、塩酸の製造をストップした。しかし塩素価格は過去3ヶ月トン当たり9000ルピーの水準を維持している。 Nath Industrial ChemicalsのOA Khandelwal重役(GM)及びAshok Chuadhary副社長(営業担当)によると、今年4月にはDharmsi Morarji Chemicals、Shree Sulphuric Acids、Atul Ltd等の複数の硫酸プラントが保守のため操業を停止、このため硫酸が80%ほど値上がりしたが、その後非レギュラーの新規参入者が増えたため、硫酸の供給が増加、急激な値下がりが生じた。加えて雨期で需要が低減した反面、硫酸プラント10軒以上が操業を再開したことが供給過剰に拍車をかけた。硫酸の過剰供給は8月半ば乃至9月まで持続する見通しと言う。