2000-08-11 ◆第1四半期の対米鉄鋼輸出505%アップ 【ニューデリー】今年第1四半期(4-6月)のインドの対米鉄鋼輸出は、米国商務省がインド製鉄鋼製品に反ダンピング税を課したにも関わらず、昨年同期の7万7000トン/2298万米ドルから46万6000トン/1億5348万米ドルに量で505%、額で568%の拡大を見た。 ヒンドゥー・ビジネス・ラインが8日、オフィシャルな消息として伝えたところによれば、米国鉄鋼業界は最近、インドが世界鉄鋼市場の不安定材料になる恐れがあるとクリントン大統領に報告したが、今回の統計数字がこうした懸念を裏付けるものと見なされ、インド産鉄鋼製品に対する新たな反ダンピング攻勢の呼び水になる恐れがあると、国内業界は懸念している。 今年第1四半期に対米輸出された鉄鋼製品の90%は、昨年の輸出品には含まれていなかったもので、反ダンピング税の対象にもなっていない。これらには熱間圧延(HR)シート/プレート(コイル)、冷間圧延(CR)鋼帯(strip)、HR鋼帯、鋼片(bloom)、ビレット、スラブ、無等級鋼管(pipe & tubing)が含まれ、取り分けHRシートが全体の46%、プレート(コイル)が同26%を占めた。