2000-08-14 ◆バイオコン、バイオテクノロジーの先駆けに 【バンガロール】バイオインフォマティクスがインドの新たな黄金郷とすれば、ゴールドラッシュの先駆けを務めるのは、バンガロール拠点のBiocon Indiaと見られる。 バイオインフォマティクスは生物学的/遺伝子学的な情報の記憶/分析/統合に関わる情報技術(IT)アプリケーションを手掛ける学問・技術領域で、多くのバイオサイエンティストやソフトウェア・エンジニアを擁するインドは、同領域で主要な役割を担う潜在性を備えている。取り分けヒトゲノム・プロジェクトに関わるゲノミック情報が急増、ヘルスケア・アプリケーションのためにこの種の原初データを分析検討する必要が増す中で、バイオインフォマティクスは益々その重要性を高めている。 ザ・ヒンドゥーが11日報じたところによれば、バイオテクノロジスト、Kiran Mazumdar Shaw氏に率いられるバイオコン・インディアは早くも10年前に微生物を用いてペクチン等の酵素の生産を開始した。 バイオコン・グループの研究開発(R&D)部門Syngene Internationalは、臨床医学領域におけるバイオインフォマティクス・アプリケーションに照準を合わせた子会社Clinigene Internationalを設立、金鉱脈の潜在性を開拓する主要な一歩を踏み出した。 クリニジーンは当面、カリフォルニア拠点のスタートアップ企業Surromed Inc.と、糖尿病や喘息領域におけるプロジェクトを共同で手掛けると言う。