2000-08-21 ◆IPリングズ、日本ピストンリングとの提携拡大 【チェンナイ】タミールナド州チェンナイ拠点のIP Rings Ltdは日本ピストンリングが同社への出資率を9.9%に引き上げるのに伴い、提携関係を強化し、より頻繁に従業員の交換を行う方針だ。 ヒンドゥー・ビジネス・ラインが18日報じたところによれば、IPリングのK.V. Shetty重役(MD)は同紙のインタビューに応じ以上の消息を語った。それによると毎回IPリングの従業員8~10人が日本の工場で4~6ヶ月の訓練に参加する。このため同社は近く従業員に対する日本語の訓練を開始する。 これによりIPリングの従業員は日本の製造方式を実地に体験でき、日本企業は低コストな労働力を手にすることができる。また日本ピストンリングは上級エンジニアをより頻繁にインドに派遣、IPリングとの共同事業に参加させる。 外国投資促進局(FIPB)から二次市場における買い付けを通じてIPリングの持分を当初の4.9%から9.9%に引き上げることを認められた日本ピストンリングは、目下保持する7%の持分を、最終的に20%前後まで引き上げることを希望しているが、それほど急いでいない。いずれにしても9.9%を超えるシェアを取得する際には改めてFIPBの認可を得ねばならない。 日本ピストンリングはIPリングの輸出市場開拓にも協力する。IPリングは日本ピストンリングに、東南アジア市場、取り分け二輪車市場に供給するピストン・リングをIPリングからソーシングするよう求めている。昨年のIPリングの輸出売上は150万ルピー(US$3万3530)だったが、今年は日本ピストンリングの支援下に拡大が見込まれている。 例えばIPリングのnifflex ringやnitrided ringを日本ピストンリングが購買する可能性が大きい。IPリングはQS 9000認定証を獲得しており、このことも輸出拡大に寄与する見通しだ。 昨年、IPリングは、前年の2.35クローを上回る3.23クロー(US$72万)の利益を計上したと言う。