2000-08-21 ◆IC設計/製造のモスチップ、海外企業と戦略提携 【ハイデラバード】アンドラプラデシュ州ハイデラバードを拠点にASIC(application specific integrated circuits)等の集積回路(IC)のデザイン/製造/マーケッティングを手掛けるMosChip Semiconductor Technology Ltd(MSTL)は、台湾拠点のTaiwan Semiconductor Manufacturing Co (TSMC)及びUnited Microelectronics Corp(UMC)、またシンガポールのChartered Semiconductorと、これらの企業のファンドリーを利用して製品を製造する提携交渉を進めており、近く合意に達する見通しだ。 ヒンドゥー・ビジネス・ライン、エコノミック・タイムズ、ザ・ヒンドゥーが18日報じたところによれば、MSTLのK. Ramachandra Reddy会長兼CEOは17日記者会見し以上の消息を語った。それによると、これらの企業は、台湾/香港/シンガポール/米国に世界水準の製造施設やマーケッティング拠点を有することから、交渉が妥結すれば戦略的意義は大きい。 海外在住インド人グループにより設立されたMSTLはハイデラバードの他、カルナタカ州バンガロール、ウッタルプラデシュ州ノイダ、マハラシュトラ州プーナ、タミールナド州チェンナイにデザイン・センターを有する。MSTLは既に知的財産(IP)の設計/製造/組み立てから、ASICの包装/検査/マーケッティング/セールスに至る経験を積み、北米/欧州/東南アジアを拠点とする顧客にそのサービスを提供している。 MSTLはこれまでに上記のデザイン・センターに7.5クロー(US$167万)を投資してきたが、7.5クロー中約6クローはプロモーターが拠出、残りはAndhra Pradesh Industrial Development Corporation Venture Capital Ltd (APIDC-VCL)が出資した。 Dayakar Reddy重役(MD)によると、MSTLは高速データ通信や相互接続(inter connectivity)アプリケーション用ICの設計/製造に照準を合わせる方針で、またスタンダード製品とカスタム製品の双方を開発することを目指している。今年末までにはスタンダード製品が完成する見通しと言う。