2000-08-21 ◆オリッサ・マイニング、伊藤忠に鉄鉱石売却 【ブーバネスワル】Orissa Mining Corpは最近伊藤忠に5万トンの鉄鉱石を売却、国営鉄鋼商社Minerals and Metals Trading Corporation Ltd(MMTC)を介さぬ直接輸出に成功した。 インディアン・エクスプレスが18日伝えたところによれば、鉄分64%未満の鉄鉱石は1996年に国営商社が専ら輸出業務を手掛ける指定品目(canalised items)から除外されたことから、OMCは自ら外国バイヤーを見出さざるを得なくなった。これまでMMTCはOMCが直接海外市場にアクセスするのを妨害して来たことからOMCは大きな困難に直面した。 MMTCはOMCが他社と取り引きするのを防止するため、毎年最高価格で入札、OMCの製品販売業務を独占して来たが、購買予約量の一部を消化したに過ぎなかった。 この結果OMCは大量の在庫を抱える羽目に陥ったが、2001年以降世界中の製鉄所が原鉱石(lumpy ore)の使用をストップするため、同期限を過ぎれば、この種の在庫は廃物になる恐れがあった。 こうした中でOMCは今年60万トンの鉄鉱石の入札を募集した。この内30万トンが原鉱石、20万トンが選鉱石、10万トンがcalibrated oreだった。MMTC、伊藤忠の他、チェンナイ拠点のArchean Graniteが入札、これまで同様MMTCが1番札を入れた。 しかしOMCは今回は、単純にMMTCに契約を与えず、MMTCの提示価格と同額で5万トン単位で、購買を希望するものに早いもの順に鉱石を供給すると3社に通知した。この結果MMTCは購買に失敗、伊藤忠が5万トンを引き取り、直ちに輸出したと言う。