2000-08-28 ◆インド鉄鋼業界、頂上会談で対米貿易摩擦打開要請 【ニューデリー】Steel Authority of India、Tata Steel、Essar Steel、Ispat Industriesを含む地場大手鉄鋼会社の最高経営者(CEO)は先週木曜(8/24)、B K Tripathy鉄鋼相と会見、バジパイ首相の米国訪問期間に頂上会談を通じた対米貿易摩擦の打開を求めた。 エコノミック・タイムズが25日報じたところによれば、米国当局による反ダンピング措置はインド鉄鋼業界に深刻な打撃を与えている。政府公報によれば、これら鉄鋼業界の幹部は、Tripathy鉄鋼相に対し、「対米鉄鋼輸出、取り分け熱間圧延コイルの輸出は、国内鉄鋼生産の主要部分を占めており、国内需要が低迷する中で今後米国当局が新たな反ダンピング措置を講じるなら、国内鉄鋼産業はリセッションに陥らざるを得ない」と訴え、米国とのハイレベルな会談を通じて、貿易摩擦を打開し、対米輸出チャンネルを維持するよう要請した。 鉄鋼業界のCEOらはまた、閣僚級の代表団を中国に派遣し、新輸出市場を開拓する必要を指摘、この他、輸入フロア価格制等を通じた、海外からのダンピングの規制、刺激措置による国内鉄鋼需要の拡大、低品質/欠陥鉄鋼製品輸入のチェック等を提言、鉄鋼省に運輸省や石油天然ガス省とも投資刺激策を協議するよう求めたと言う。