2000-08-28 ◆アルミ・メジャーの値下げ競争過熱 【ムンバイ】AV Birlaグループ傘下の国内最大のアルミ生産会社Hindalco Industries Ltd(HIL)は今年7月以来一連の価格調整や個別的ディスカウントを通じ、ライバルの国営National Aluminium Company Ltd(Nalco)のシェア切り崩しを図っている。 エコノミック・タイムズが25日伝えたところによれば、Nalcoはこれまでは2ヶ月に1度、ロンドン金属取引所の動向に合わせて価格を調整して来たが、HILの攻勢に対抗するためより頻繁な見直しを強いられている。 価格の見直しは主にアルミニウム地金とアルミニウム線材に対するもの。HILは7月にトン当たり平均3000ルピーの値上げを行った。これを受けてNalcoも8月1日に値上げを発表したが、ベース価格をトン当たり1000ルピー引き上げたにとどまった。このためHILは4日後に地金価格をトン当たり2300ルピー、線材価格を同2800ルピー引き下げた。Nalcoは8月17日に、顧客に対し地金についてはトン当たり750ルピー、線材は同1200ルピーのディスカウントをオファーした。 こうした中で国営Bharat Aluminium Company(Balco)は8月20日、アルミ製品のベース価格をトン当たり1500ルピー値下げすると発表した。しかしIndian Aluminium Company Ltd(Indal)は静観、まだ値下げ競争に加わっていない。