2000-08-31 ◆肥料会社、ナフサからLNGへの転換計画に反発 【チェンナイ】肥料会社は28日、ナフサ・ベースの製造施設を閉鎖し、液化天然ガス(LNG)ベースに転換を図る政府の計画に強い不満を表明した。 インド商工会議所連盟(FICCI)がこの日主催したセミナーの席上、Southern Petrochemical Industries Corporation Ltd(SPIC)のPR Sundaravadivelu重役(MD)は「ナフサからLNGへの転換には多額の投資を必要とするが、転換が完了する頃には需給バランスのゆるみからナフサがLNG同様競争力を有する可能性がある」と指摘した。インディアン・エクスプレスが29日Sundaravadivelu氏の言を引用し、報じたところによれば、目下のところ独立電力供給業者(IPP)は燃料にナフサを用いることに消極的であり、こうした中で肥料会社が原料をナフサからLNGに転換し、石油精製施設の増設でナフサの製造能力が拡大するなら、莫大なナフサが供給過剰になり、ナフサを用いた肥料製造業者が競争力を回復する可能性もある。従って製造原料を転換するためLNGターミナルに莫大な投資をする以前にナフサの先行きやLNGポリシーに全面的な検討を加える必要がある。 いずれにしても既存のナフサ・ユニットは近代化し、効率向上とエネルギー消費の引き下げを図るべきで、仮にこれらのユニットが健全な経営基盤を確保できないなら、LNGへの転換期を乗り切ることもできないと言う。